セコイアとの出会い(1)

まずは僕がどの様にセコイアに繋がったのか。

カウンセリングを始める様になったのか。そこからまとめようとおもいます。

 

僕は幼少期、小学生の時からいじめの被害や不登校を経験し、

向き合ってくれない両親や変わった家庭環境に苦しみました。

子供の時はこの家庭は何かがおかしい、とずっと感じていた気がします。

親からは大学受験合格という目標設定だけされて、僕はそれを達成するのに必死でした。

 

壮絶ないじめに遭いながら中学受験をし、名門校に合格。

でも僕の心はもう酷く荒んでしまっていて、すぐに中退。

そこからは転校とまた新しいいじめ、そして不登校を繰り返す日々が続きました。

両親は僕が不登校を繰り返す根本的な問題の解決はしようとせず、仕事に没頭し

僕との話し合いの機会を持つ事はありませんでした。

 

大学に合格すれば全てリセットできると思い、必死に1人きりで勉強しました。

学校に僕の居場所はありませんでした。

二浪して何とか大学に合格しましたが、そこでも人間関係が上手く築けず…

やがて両親からは自立する事を強要され、就職する事に恐怖を覚える様になりました。

 

大人と子供の境界線がわかりませんでした。

いびつな人生を送ってきた自分がまるで赤ん坊の様に無力で社会が怖かった。

僕にとって将来への夢や目標になる身近な大人、応援してくれる人は存在しませんでした。

大学を形だけ卒業した後、僕は引きこもりになり両親に暴力を振るう様になりました。

 

たまりかねた両親が市役所に相談し、紹介して頂いたのが

南青山にあるカウンセリングルーム・セコイアの檜原先生でした。

そこから檜原先生の元でカウンセリングをする様になりました。

 

(ペンネームShyu)