カウンセリングルーム セコイアは、依存症 家族問題に精通した心理相談室です。Zoom、英語でのカウンセリング可。表参道駅徒歩2分。
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よくある質問
Q. | 買い物依存症は、病院に行った方がいいのでしょうか? |
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A. | 日々の満たされない部分を買い物で満たしているのであり、これが続けば、いろいろなトラブルに発展するでしょう。買い物をすると気分が晴れますし、お金を使うことが気持ちいいと感じるのです。自分でやめようと思っても、やめられないのであれば、カウンセリングなどを受けるべきです。 |
Q. | どうしたらアルコール依存症とわかるのでしょうか? |
A. | 1)飲酒量を減らさなければならないと感じたことはありますか? 2)他人から飲酒を非難され気にさわったことがありますか? 3)自分の飲酒について悪いとか申し訳ないと感じたことがありますか? 4)神経を落ち着かせたり、二日酔いを治す為に「迎え酒」をしたことがありますか? 二つ以上当てはまったら依存症の可能性があります。(CAGE質問紙より) |
Q. | 飲酒を自分の意志で抑えられない人はアルコール依存症なのでしょうか。 |
A. | それは、アルコール依存症という病気の症状であり、意志が弱いからではありません。飲酒のコントロールが出来ないのは、通常「飲みたい」と思う欲求をはるかに超えた飲酒欲求と、苦しい離脱症状によって飲酒してしまうものです。それを意志の力だけで抑えることは難かしく、対策が必要であると考えられます。 |
Q. | これまでの人生で否定的な記憶が多く、親とも愛着関係が築けなかった場合のEMDRはどうなるのでしょうか |
A. | EMDRは、苦痛なトラウマ記憶をターゲットとして接近していきますので一時的に不安定になることもあります。安定化のためのセルフコントロールが日常生活の中で用いられるようにします。また、そういう場合は、ひとまず否定的な記憶に焦点を当てることを先に延ばして、『RDI』という役に立つ資源の開発と植え付けを行うこともできます。これは、肯定的な記憶やお手本となるモデル、象徴的な資源などに焦点を当ててプラスのネットワークを作り、安定化や自尊心の向上を図る技法です。これまでに自分が何かを達成した記憶、認められた記憶、愛された記憶、楽しかった記憶等があればそれに焦点を当てて五感と共に眼球運動を加えることで定着していきます。 |
Q. | マインドフルネスは、どうしたら良いのですか? |
A. | マインドフルの状態とは、「自分が今、何を考え、感じ、どんな行動をしているのか、周囲で何が起こっているのかに意識を働かせている状態」です。そのために3つの【すること】【気をつけること】を実践して下さい。【すること】は、『観察する』『言葉にする』『体験する』 【気をつけること】は、『価値判断せずに』『一度に一つずつ』『効果的に』です。マインドフルのスキルが自分のものになるまで練習してみましょう! |
Q. | 脱法ハーブは、大麻と同じ成分ですか? |
A. | 脱法ハーブは、2009年頃から「合法大麻」と称して流行してきましたが、現在は、幻覚成分である「合成カンナビノイド」という化学物質を植物片に混ぜたものと覚せい剤に似た「合成カチノン」という別の化学物質が配合されているものが市場に出回っています。脱法ハーブに詳しい医師の話では、配合の具合で脳の中枢神経に興奮や抑制作用を起こし、精神毒性や依存性の高い商品も多く、精神依存性は強度にあるが、身体依存性や耐性形成などまだ解明されていないとのことです。つまり、吸引者は、これまでのカンナビロイド系と思って人体実験をしているようなものだと言えます。 |
Q. | どこからがアルコール依存症なのでしょうか? 私はお酒が好きで、よく飲み会や合コンに参加し飲んだり、一人で晩酌をしたりするのですが、家族や友達から「アルコール依存症では?」「飲み過ぎなんじゃない?」と言われ心配されています。 確かに飲む量は多い方だと思いますが、別にアルコールの問題があると思っていません。どこからがアルコール依存症なのでしょうか? |
A. | アルコール依存症とは突然なるものではないので、はっきりここからがアルコール依存症というのはとても難しいです。飲む量が多ければ依存症になる確率も上がりますし、飲み始めた年齢が早ければ早いほど依存症になりやすく依存症の治療も長くかかります。さらに厄介な問題は依存症の問題があっても気付かないことが多いということです。 少しアルコール依存症に関するお話をしたいと思います。 日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカではBinge drinking (ビンジ ドリンキング)、Heavy drinking (ヘビー ドリンキング)という言葉を使った記事をよく目にします。 Binge drinkingとは女性では4杯以上、男性では5杯以上のお酒を1回の機会に飲み、その機会が少なくとも1ヶ月に1度はある飲み方です。 Heavy drinkingは幾つかの言われ方があるようですが、(1)5杯以上のお酒を1回の機会に飲み、その機会が1ヶ月に5日以上ある、もしくは (2) 1週間に女性では8杯以上、男性では15杯以上のお酒を飲む飲み方です。 Binge drinkingをする人の90%はアルコール依存症ではないとされていますが、紹介した二つの飲み方は飲み過ぎ(Excssive drinking;エクセッシブ ドリンキング)と言われ、アメリカの労働者の10人中1人の死亡原因となっています。また、アルコール依存症の予備軍とも言われています。身体的な影響(高血圧、ガン、心臓病、心臓発作、肝臓病)、危険な性行為(妊娠、HIV感染、性病感染)、自動車事故、暴力や怪我などの深刻な問題も懸念されています。 あなたは問題がないと感じていても家族や友達といった身近な人達が心配しているのであれば、一度専門家に相談してみることをお勧め致します。 (高橋 美紀) 参考文献: Centers for Disease Control and Prevention. (n.d.). At A Glance 2016 Excessive AlcoholUse. https://www.cdc.gov/chronicdisease/resources/publications/aag/pdf/2015/alcohol-aag.pdf Buddy, T. Prevalence of Alcoholism in the United States. VeryWell. https://www.verywell.com/survey-finds-that-many-recover-from-alcoholism-67446 |
Q. | 共依存(Codependent/Codependency)とはどういうことをいうのでしょうか? |
A. | Codependent/Codependencyという言葉は、誰が作ったかは知られていませんが、言葉自体はミネソタ州にある、複数の治療施設でほぼ同時期の70年代後半から専門家の間でよく使われるようになりました。近年、日本でも一般的にも知られるようになりました。しかし、その定義はまだ曖昧なものでしかありません。それはCodependentの在り方や特徴が影響していると言われています。
■ 代表的な特徴や傾向を簡単に紹介しましょう。 〇他人の感情や行動、思考や選択、健康から日常生活、運命まで全てのことに関して自分に責任があると思っている。
共依存はその行動や思考が習慣化していく進行性(Progressive)で自滅的(Self-destructive)な病です。治療をしなければどんどん悪化していきます。ご家族、又は親しい方に依存の問題を抱えている人がいる方はもちろん、そうでない方も気付かないうちに「共依存という病」にかかっているかもしれません。ご紹介した特徴や傾向はほんの一部でしかありません。心当たりのある方は、一度、専門家にご相談してみることをお勧めします。 |
Q. | マインドフルネスとは? |
A. | American Counseling Association(米国カウンセリング協会)の学会誌Counseling Today 1月号にマインドフルネスに関する記事が出ていたので、ご紹介します。 マインドフルネスとよく聞かれるようになりましたが、一番よく知られていて分かりやすいものは瞑想ではないでしょうか。米国カウンセリング協会の学会でマインドフルネスと自分への思いやりや慈しみ(self-compassion)に関する研究を発表した米国公認カウンセラーのダニエル・リチャード氏は、「瞑想のやり方には様々な方法があり、ガイドの声をききながらイメージをふくらませる瞑想、座ったままの瞑想、歩きながらの瞑想など、人それぞれに適した瞑想のやり方があります。お経やマントラのような単調な調子の呪文を繰り返し唱えることで意識を集中させる人もいれば、呼吸に意識を集中させ瞑想する人もいます。」と言います。 そのため、「気付き」ということがマインドフルネスの練習には大切になります。例えば、リチャード氏は「何が自分を苦しめ、どのようにそのストレスが影響しているのかに気付くことがストレス マネージメントの重要なポイントになります。」と説明し、感情やストレスなどに気付くためにジャーナリングをクライアントに勧めるそうです。ジャーナリングという書く作業をすることで、感情を行動に即うつすのではなく、どういう対応を選ぶかと考える最初のステップになると話しています。また、感情をしっかり感じ、その感情を客観的に判断する助けにもなるということも話しています。ジャーナリングをすることで「気付き」を促していくのですね。 リチャード氏は、「多くの人がマインドフルネスを自分の考えや感情を退け、心の中を空っぽ、無の状態、にすることだと思っていますが、これは誤りです。」と指摘しています。「マインドフルネスな瞑想とは、心を無の状態にするのではなく、むしろ自分自身に意識を集中し、毎日の生活がただ何となくではなく、より意識のある、より有意義な、そしてより効率よくなるように自分の心を訓練することです。マインドフルネスは何かを故意に起こそうとしたり、ある特別なリラックスした状態になるということではありません。リラックス状態はむしろ副産物です。」と話しています。 慌ただしい毎日の生活の中で、自然にマインドフルネスが出来るようになることは難しいです。リチャード氏が話しているように、マインドフルネスは心の訓練です。練習を繰り返すことでマインドフルネスという技術を身につけ、日常生活に生かせるようになります。まずは1日10分の瞑想から始めてみませんか? (髙橋美紀) |
Q. | ブレインスポッティングとは? ブレインスポッティング 「どこをみるかで感じ方が変わる」 |
A. | ブレインスポッティング(BSP)は、2003年にGrand博士が16歳のスケート選手のセラピーをしている時に発見しました。彼女はトリプル・ループを習得できず、セラピーではジャンプがおかしくなった瞬間をターゲットとしました。指を目で追っているとき、Grand博士は直感的にある場所で彼女の視線を止めました。そうすると、トラウマの記憶が10分の間溢れ出てきました。毎週90分間のセラピーを1年間続けたにも関わらず、今まで出てこなかった母親から見捨てられた記憶や両親の離婚の記憶、またスポーツの怪我の記憶が強い感情を伴って、その10分間の間に浮かんできました。Grant博士は1年間の集中したセラピーでは出てこなかった記憶が出てきたことに衝撃を受けました。それ以上に既に解決したと思っていた記憶も蘇り、より深いレベルで処理されていったことに驚きを感じました。 その翌日、彼女はトリプル・ループを失敗なく初めてやりのけました。そしてもう2度と問題は起きませんでした。
ブレインスポットとは? BSP神経生理学的な原則に基づきますが、セラピストとクライアントの関係性にも大きな役割を果たします。実際、セラピストはクライアントとの関わりを減らすのではなく違った形で関わります。クライアントに癒しを促すのは、同調してマインドフルネスであり共感的に見守るセラピストの存在です。セラピストの存在がマインドフルネスになることでさらに癒しを促します。 BSPは開かれた統合的なモデルです。どんな臨床的なアプローチやスタイルにも適応するよう作られています。癒しに「縄張り」はありません。 (ブレインスポッティング・トレーニングphase1資料より抜粋) |
午前10:00 ~12:00 |
午後113:00 ~18:00 |
午後218:00 ~21:00 |
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