DV・パワハラ・モラハラ

ドメスティック・バイオレンス(DV)

用語については明確な定義はありませんが、日本では「配偶者や恋人など親密な関係にある、又はあった者から振るわれる暴力」という意味で使用されることが多いです。

DVの種類

【身体的暴力】

平手でうつ

げんこつで殴る

足で蹴る

髪を引っ張る

首を絞める

物を投げつける

腕を強く掴む

強くゆする

【精神的暴力】

大声でどなる

何をいっても無視して口をきかない

人の前でバカにしたり、命令するような口調でものいう

子どもに危害を加えると言っておどす

実家や友人と付き合うのを制限する

【性的暴力】

性行為を強要する

避妊に協力しない

無理矢理アダルトビデオなどをみせる

【経済的暴力】

生活費を渡さない

勝手に借金を作り、返済を強要する

 

DVにはサイクルがあります

暴力を振るう時期(爆発期)のあとは一転して反省の態度を見せたり、優しくなったりする時期(ハネムーン期)があり、それを繰り返します。加害者が優しくなるのは、被害者が離れていくのを防ぐためです。

ハネムーン期には、被害者は「もしかしたらこれで変わるかも」と期待し、関係を続けてしまいます。

しかし、しばらくすると再び緊張感が増すようになり、暴力が繰り返され、DVのサイクルから抜け出すことが難しくなります。