初心者公認心理師向けの研修を受けて見つけたもの

~精神科看護師から公認心理師を取得して~

■ 研修を受けたきっかけ

精神科看護師として働き、心理の勉強に関心を持ち公認心理師を取得しました。

「公認心理師」の資格ができたばかりの移行期間中に資格取得したため、心理系の大学や大学院などへは通っていません。そのため心理師の資格を活かして働くには不安がありました。

もっと心理の勉強を深めたいと考えていたいことや実際のカウンセリングがどのように進んでいくかなどに興味があり、取得した資格を活かすため今回研修を受けさせていただきました。


■ カウンセリングの陪席研修

看護師の中では陪席という機会はないため、“陪席”という経験を初めてしました。

初回のインテーク面接や、複数回のカウンセリングなど、とても学びが多い時間となりました。
傾聴と共感によりクライエントが自ら前向きな気持ちへと変わっていくのを目の当たりにしました。傾聴や共感にもカウンセラーには多くのスキルが必要で、例えば「振り返りの傾聴」という技法が本来の力を発揮していくためには、意図やニーズ、カウンセリングの目標と合わせて丁寧に聞いていくことが大切であるなど実感を持って感じることができました。

さまざまな悩みに対して、どのように面接が進んでいくのか、経験や本で学んできたことを陪席という形で客観視できることで、自分の中で落とし込むことで意味を見出し、今後に活かしていけると感じました。


■ 心理検査研修

知能検査のWAIS -Ⅲについてを中心に学びました。

約20時間の心理検査の研修を受け、WAISの意味や実際の検査の方法、解釈の手順やフィードバックについてなどを一通りのことを教えて頂きました。実際に所見を書き、何度かブラッシュアップしてもらい、WAIS−Ⅲのキットを使用し一部のロールプレイを行いました。
また、ADHDやASDの質問紙、ロールシャッハについても教えてもらい、陪席などもさせていただきました。

知能検査の解釈の方法はとても難しく、とても自分一人では学びきれなかったです。短い時間の中でも噛み砕いて詳しく丁寧に教えてもらえたので、カウンセリングルームと家での宿題を通してゼロから少しつ学ぶことができました。
まだ自分でWAISの検査を行うには、もう少し練習が必要だと思いますが、それでも短い期間でここまで教えてもらえたことがとても大きな体験になったと思います。

検査によって自分のことを知ること、得意を活かし不得意を補えること、それらをどのように伝えていくかはその人の人生に関わると思います。心理検査は、生きづらさを減らし自信を取り戻せるように役立つ一つのツールであることを学びました。


■ その他の業務

カウンセリングルームの掃除や事務作業なども行い、クライエントがくる“場”をつくり、どのように維持されているのかを知りました。

またエンパワメントグループや心理教育プログラムなどを体験しました。これらでは、面接技法だけでなく、どのように周りの人の気持ちが変化していくのか、自分の気持ちが変化していくのかを考えさせられました。

また、トラウマに興味関心があり、トラウマや家族間の問題やDVなどに関連した心理教育プログラムに参加できたことは知識を深め学びが大きかったと感じます。


■ 今後の課題

資格取得後、心理師として名乗るには自信がありませんでしたが、研修期間を通して多くのことを学ばせていただき、これまでよりも資格を活かしていきたい思いが強くなりました。
技術や知識や経験も未熟ではありこれから積み重ねていくことが大切だと感じます。

カウンセリングルームで長時間の研修を受け入れてもらい、とても貴重な学びを得ることができました。

今回学んだことやこれまでの知識と経験をつなぎ合わせながら、目の前に方に何ができるかを考えながら、学んだことを力にできるように一つ一つ進んでいきたいと思います。
2021年8月
A.Kより

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