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お客様からこんなお声をいただきました


  ここでは、当相談室へお便りをいただいたお客様の声やグループに参加された方の感想をご紹介いたします。
  様々なお便り、大変感謝しております。今後もお客様を第一に精一杯の協力をしていきたいと思います。

【マインドフルネス体験記】

私が勤務する大学の学生たちに授業の中で『マインドフルネス瞑想』を体験して頂きました。 ご本人の了解のもとに『マインドフルネス体験記』として掲載いたします。

マインドフルネス体験記 -2-

近頃テレビでも扱っていて授業でも取り扱った「マインドフルネスの瞑想」ですが、初めは瞑想のことを効果があるなんて信じてもいないし、勿論やったことなんてありませんでした。馬鹿馬鹿しいとも思っていたぐらいで、「恥ずかしい」とも思っていました。
ですが、結論から言うとマインドフルネス良かったです。
他にやり方もあると思うのですが授業では以下の事などをやりました。

・目を閉じて椅子に座る。
・手は膝上に。
・鼻で呼吸をする。
・呼吸に意識を集中する。
これを10分間。瞑想していると、雑念が少しずつを湧いてきて、瞑想は雑念との戦いでもあると感じることができ、雑念だと思ったら、意識を呼吸に戻します。でも、雑念が湧くのが普通です。
この自分との戦いが心の中で葛藤しました。
吸って~、吐いて。
吸って~、吐いて。
吸って~、吐いて。
・・・
この繰り返しです。

10分間は、あっと言う間に過ぎ、終わった頃には記憶力が上がるとかそういった効果は感じることは出来なかったですが、単純に「気持ちがいい」。この感情が沸き上がり眠くもなりました。授業中に眠くなってしまうので、少しやる場所が違うな。と思ってしまうぐらいでした。 特に、瞑想に入ると、すぐに目の奥がジワ~っとしびれる感じがしてきます。ジンジンするのです。何というか、緊張がほぐれて血流が良くなる、そんな感じです。
これがとても良く最近では家でも寝付けない時はやっています。

 

私は仕事でテレフォンアポイントの業務をやっていて、一日中、パソコンの画面を見ていたり、お客様との直接のやり取りですので、ミスが許されないのです。その為、精神的にも疲れがでるので、帰って寝床につく前に、マインドフルネスの瞑想を行うと目が癒されている感じがし、精神的にも落ち着きますので、とても実感することが出来ています。
又、いつもでしたら寝床について携帯をいじったり、本を見たりするのですが、そういった間もなく、瞑想をした後すぐ寝ているのです。そして私は寝起きがかなり悪い方で、時には大事な日にも遅刻をしてしまったりというのが目立つときがあり困っていたのですが、すぐ寝むれたからなのか、なんと寝起きがいいのです。もっと言ってしまえば、目覚ましをセットした時間の30分前に勝手に起きたりなんてこともありました。スーっと目が冴えてきますので、学校や仕事にもスムーズに余裕を持って動くことが出来ました。実際のところ、かなり寝起きの悪さに悩まされていましたし、最初恥ずかしがっていた自分が逆に馬鹿馬鹿しいと今は感じています。

 

最後に、最初は短時間でもいいから、みんなに試してもらってほしいと思います。 いきなり長時間は難しいですから徐々に時間をのばしてくのがいいと感じました。 そして、その効果は、すぐにあらわれるものではなく、筋トレのようなもので続けていくことで、ついていくのかな、と思いました。


まずは、呼吸を整える感覚を味わってみて、それだけでも感情コントロール能力など、冷静な視点や平常心を保つ効果も上がると思います。
一回につき、たったの3分間でも、長く続けていけば効果を感じることができるようになってくると思うので、慌ただしい毎日の生活の中に、このような時間を作ることで、自分の中に小さな変化が起こるかもしれませんし、その変化は、持続すれば、とても大きなものになるのではないだろうか?と私が実際に体験してみて感じました。

 

今までに、上記でも取り上げましたが、瞑想という言葉は知っていましたが、具体的なやり方や方法を知らずにいました。今回この講義を受けて多大なメリットがありましたし、ついつい友人や家族に教えたくなりました。
又、今後、他にも方法があるなら是非知ってみたいと思いますし、実際に実行して感じてみたいと思うことが出来ました。

平成29年2月
T.Sさん

マインドフルネス体験記 -1-

約一年間、授業を通してマインドフルネスに基づく嗜好行動の再発予防について学ばせていただきました。マインドフルネスに基づく再発予防という言葉を初めて耳にしたとき、なにを言っているのかさっぱりでした。実際の講義では、再発予防として取り入れられている瞑想訓練を体験させて頂いたりと、体験型の講義だったのが印象深かったです。

 

 本来このマインドフルネスに基づく再発予防は、アルコールや薬物、ギャンブルなどの依存症に対する再発予防によく使われていると知って、自分にも必要なのではないかと少し焦ることもありました。アルコールはある程度自分のコントロールが効く範囲なのですが、普段から使用している頭痛薬は月に何度も服用することもあり、自分の身体の中で耐性ができてしまうからこそ効き目が長続きせず一日に何度も服用してしまうケースがあるので、これからは気をつけていきたいと、この書籍を読んで改めて感じました。それから重度ではないのですが、買い物依存の傾向もありかなと感じました。例えばトレーディング系統の商品を買う際、お目当てのものが当たるまで何個も買ってしまう癖があり、もちろん金銭的に本当に無理なときは控えますが、「当たるまでのわくわく感が楽しい」「やめられない」といって、ギャンブルにも似たような買い物をするのに夢中だった頃もあるので、そういう点でいろいろと自分を見直せる良い機会になった内容でした。 

 

 マインドフルネスに基づく嗜好行動の再発予防には、気づきが大事だと言っていました。再発しやすい環境に置かれた際、「いつもならここでアルコールを摂取してしまう。だがここで飲んだらまた繰り返しだ。」というように、自分の思考をコントロールできる、即ち自分で良い方向に選択できるような感覚、気づきを強化する訓練だと言っていた。そのための瞑想訓練は講義の中で何度か体験させてもらいましたが、実際に体験してみて、精神的に癒される、落ち着く、といった気持ちになりました。 

 

薄暗い部屋の中で座った状態で目を閉じ、手足も楽にして指示通りの光景を頭に思い浮かべながら集中させる。先生の進め方も相まってか、終わった後のすっきり感や落ち着き感は確実に訓練前よりも感じていると自分でもはっきりわかりました。そういった再発予防のための訓練の中で特に印象深く残っているのは、歩行瞑想です。数ある瞑想訓練を体験してきて、座っている状態での瞑想訓練ではないものを体験したのが歩行瞑想だったからなのか、今でも記憶にきちんと残っています。 


まずゆっくりと立つことから始まり、楽な姿勢で一歩一歩をきちんと感じるようにして、校内を歩きました。友人と一緒に歩いていたのですが、お互い集中していたせいか、時々黙り込みながら歩いていました。歩行瞑想を体験してみて、普段家から学校まで徒歩で登校している時と頭の中で比べたら、随分と眠気が襲ってきたように思えました。登校中はもちろん外ということもありますが、ほぼ毎日音楽を聴きながら歩いているので、その音楽のリズムに合わせて無意識に歩幅やスピードを変えているので、眠気などに襲われたことはありません。常に何かを考えているので当たり前と言えば当たり前なのかもしれません。とにかく何も考えずに一歩一歩ゆったりとしたリズムで、時間に捉われず自由に歩き回ることなど普段の私生活ではやらないことなのですが、実際体験してみて、多少の眠気は襲ってくるものの、精神的には落ち着いたような感覚になったので、リラックス効果を感じました。 

 

 マインドフルネスに基づく嗜好行動の再発予防に掲載されているいくつかの訓練を体験して、実際重度の依存症患者になったことがない自分に理解できるのかと少し不安に感じていましたが、自分の考えを改めて見直そう、と一度立ち止まって考えなおすことができる、これが再発予防に大事な「気づき」なのかなと感じました。

平成29年1月

H.Aさん

【檜原先生のスーパーヴィジョンを受けて】

 

セコイアでスーパーヴィジョンを受けるようになって2年が過ぎました。今までカウンセリングケースや心理検査について丁寧に教えていただきました。
 
あるカウンセリングケースでは、今までの私の経験からは対応することが難しくセコイアで毎回のセッションを見直していただくことになりました。クライアントは長い間対人関係、精神症状に苦しんでおりました。私としても「何とかしてあげたい!」と思いケースに臨んでいました。
しかし、毎回のカウンセリングではクライアントが一方的に話し、カウンセラーが聞きたいことや深めたいことに話の流れを乗せることが難しく、どうカウンセリングを継続すればいいのか悩みました。クライアントも日頃安心して話す場所がないと思ったので、「カウンセリングで自分が主体的に話したいように話せるだけでも良いのかな~」など、恥ずかしながらクライアントに任せっきりのカウンセリングにしてしまいがちになっていました。
 
しかし、檜原先生より「幼少期からの振り返りをきちんとしないと、今の症状も良くならない」と助言をいただき、カウンセリングの中でクライアントの当時の「認知」や「感情」に触れるようにしていきました。しかし、クライアントは自分の「認知」には触れますが、「感情」にはなかなか触れてくれません。そのため、カウンセリングも深まらず私もクライアントの気持ちをいまいち理解できない状態が続きました。また、「感情」に触れることをクライアントも避けているように感じ、私としても対応に迷いが生じてきました。


そこで今度は、檜原先生より心理教育も含めながらカウンセリングに取り組んでみたらどうかと助言をいただきました。確かに、感情を抑えて生きてきた人にいきなり「感情を出して」と言ってもなかなか出してくれません。私は、カウンセリングの中で「こういうのが感情なんですよ」と、具体例を挙げながら説明しました。クライアントも理解し納得されたため、過去のトラウマ体験に沿って、当時の「感情」にピントを合わせてカウンセリングを進めました。すると、過去の話を振り返りながら、当時の「感情」をポツポツと話し始めてくれました。クライアントがどれだけ辛く、苦しい日々を送ってきたのかこちらにも伝わり、このような「感情」を押し殺しながら今まで生きてきたのは、さぞ大変だったとクライアントに対する理解も深まりました。
 
今まで闇雲に「感情」に触れるよう促してきましたが、ピンと来ていないクライアントには酷な話だったと思います。学生時代より、カウンセリングについて学ぶ時、心理教育は別の機会で行うものだと考えていました。しかし、クライアントのようなケースには心理教育も含めながらセッションを進めると良いのだと分かりました。クライアントのニーズに合わせてカウンセリングを提供していくことが大切なのだと気づきました。
 
心理士としてまだまだ経験は浅いのですが、毎回セコイアのスーパーヴィジョンでは、的確な助言と「なぜそうすると良いのか」という理由付けをしっかり教えてくれますので、未熟な私でも理解がしやすく、とても助かっています。また、いろいろ修正を図った方がいい所もあると思いますが、「カウンセラー(スーパーヴァイジー)が今何について困っているのか」という点に絞って教えてくれますので、話が膨らまずこちらも適度なお土産を持ち帰り次のセッションに臨むことができます。あれもこれもいきなり教えていただいてもなかなか消化できないため、却ってカウンセリング中に混乱してしまうと思いますが、そういう意味ではセコイアでは話をコンパクトに教えていただけるのでこちらの理解も深まります。セコイアでスーパーヴィジョンを受けるようになり、心に余裕ができ大変良かったと思います。

平成28年11月
H.Oさんより

 

『マインドフルネスに基づく嗜癖行動の再発予防―臨床家のための手引き』(日本評論社)

マインドフルネスに基づく嗜癖行動の再発予防―臨床家のための手引き 『マインドフルネスに基づく嗜癖行動の再発予防―臨床家のための手引き』(日本評論社)の読者の方がマインドフルネスの再発予防効果について要約して下さったので掲載させていただきます。
 
マインドフルネスに基づく再発予防(mindfulness-based relapse prevention以下MBRP)は従来の再発予防(relapse prevention以下RP)に瞑想訓練を取り入れたプログラムです。従来のRPは、嗜癖問題治療を受け入れているクライアントの再発予防や取り組みを援助するために組み立てられた認知行動療法です。同様に、MBRPは外来患者のために治療後プログラムとして考案されており、回復期にある患者個人のために治療の成果を維持管理できるよう支援し、持続可能な生活スタイルを涵養することが目的です。
現在、MBRPにて広く研究されているのは、非指示的な方法と指示的な方法の中間をとる「折衷的方法」です。アルコールといった依存症治療には電気嫌悪療法が効果的でした。嫌悪療法とは、渇望を嫌悪反応に変換させるために構成され、「飲みたい」「薬を摂取したい」という衝動を回避するために、痛みから逃れる欲求を引き起こすことを特徴とする体罰治療です。短期的にはこの治療法は有効かもしれないが、長期的みると、嫌悪療法を行った患者は再発の可能性が高いようです。  では、何が必要であるのか。それは嫌悪療法によるアプローチではなく、自己愛と渇望、衝動を含むすべての体験のセルフコンパッションと受容の原則に基づいた包括的なマインドフルネスのスキルということでした。

 

嗜癖は、多くの人(自分自身を「嗜癖者」と認めている人を含む)が、処罰されるべきモラル(道徳)の問題だと考えています。「麻薬の撲滅戦争」では、違法薬物使用者は道徳に反した違法行為により収監され処罰を受け、さらに嫌悪アプローチによる指導を受けます。嗜癖者はたいてい物質乱用を続けるのは自らの「悪しき習慣」のせいだと考えています。また、ほとんどの者が飲酒や薬物の乱用に対し『罪の意識』と『羞恥心』を体験しており、疎外されることや懲罰を恐れ、自発的に治療を求めようとはしません。こういった嗜癖者の多くは、家族や同僚からの直面化による「介入」で、強制的に治療を受けるか、物質使用が原因で罪を犯し収監されるか、どちらかの道をたどります。このような結末は嗜癖者の恥の意識を増幅させるだけです。

そこでマインドフルネスを取り入れます。マインドフルネスは「意識的に、今のこの瞬間に、いかなる判断もせずに、注意を払う方法」と定義しているためマインドフルネスを依存症患者に取り入れる際に「嗜癖者が次にどんな行動をするか」に注目するのではなく、「彼らが今本当はどうなのか」」に視点を置き支援します。

 

また、マインドフルネスは物事が変化する本質を気づかせてくれます。それは私たちの心や身体や環境が絶え間なく変化しているということです。たとえば、ヘビースモーカーで45分間タバコなしではいられない人がいたとします。この場合、圧倒的な喫煙欲求を抑えられるなどとは考えられません。しかし、マインドフルネスでは、その衝動や渇望から目をそらしたり、その思いに圧倒的されたりせずにそれを観察し、取り組むための「すぐれた道具」となります。
前述の喫煙者が吸いたくなる衝動にかられても、吸わない時間を与えることで、衝動と渇望は彼ら自身のなかで変化します。さらに、マインドフルネスを通じて、人が馴染みのある条件行動、習慣行動をとる代わりに、メタ認知の気づきによって「全体像」をみることができるようになります。この気づきは我々の選択する自由があることをわからせてくれるのです。

 

以上のように、依存症の患者の渇望反応を処罰する嫌悪療法とはまったく対照的に、マインドフルネスは渇望と衝動に向き合い、それらを受け入れる練習をします。充分な練習を積むことで、即座に満足感を得たいという欲求の波に「のみ込まれる」ことなく、その最高潮を観察できるようになるわけです。このようなことが依存症の再発予防のために効果的なのだと思われます。

(A.Kさんより)

【マインドフルネス&スキルアップグループ感想】

〖今回のテーマ: 感情調整スキル〗

 

1. 参加して役に立ったことは何ですか?
 ・感情を理解し、確認すること(感情の種類)で、暴走を止めることが可能になった。
 ・ラベル付けをすることで、自分の感情を自覚して大人の対応をとれるようになった。    (By M.T)

 

 ・自分の感情を意識して気が付けるようになった。
 ・気付いた感情に対して客観的に対応することを覚えた。
 ・考え方のクセが明確になった。
 ・"マインドフルネス"を知った。    (By I.Y)

 

2. 生活の中で活用できたことはありますか?
 ・日々の生活で効果を実感している。    (By M.T)

 ・感情に対して冷静でいられること。
 ・感情を伝えることに踏み切れた。    (By I.Y)

 

    2クールに渡って参加したメンバーがこの度卒業いたしました。とても有意義なマインドフルネスのグループワークでした。
    お疲れ様!

平成28年10月

PTSDからの回復 

トラウマからの回復 私が檜原先生のカウンセリングを受け始めた理由は、PTSDの症状から回復したかったからです。対人関係の大きな挫折(パワハラ被害)をきっかけに、PTSDと鬱を発症し、精神科に通いながら自宅で療養生活を送っていました。症状の辛さに対処できず、処方薬の過剰摂取、過食・拒食、自傷行為など、様々な方法で自分の辛さをなんとかしようとしていました。しかし、徐々に、自分を傷つける行動だけに収まらず、家族や周辺の人への怒りの爆発という形までに行動がエスカレートしてきて、自分で自分を全くコントロールができなくなってしまいました。そこで私は、やっとギブアップし、自分の回復には専門家の力が必要なのだと認め、檜原先生の援助を求めるに至りました。発病から4年がかかりました。

檜原先生のカウンセリングに通うようになり、生まれてはじめて自分の苦しみに安心して向き合える場ができました。それまで私は、病気になったのは、発病のきっかけになったトラウマ事件だけが原因だと考えていました(単一性PTSD)。しかし、心理教育を受けて、トラウマについて学んでいくうちに、そもそも私は依存症の問題を抱える機能不全の家庭の影響を受けて育ち、幼少期からの小さなトラウマの積み重ねからくる生きづらい習慣を身につけて生きてきたAC(アダルト・チルドレン)であり、その限界が発病(複雑性PTSD)という形で現れたというように理解するようになりました。同時に、私は自分を犠牲にしてでも人の役に立とう、人に認められる成果を上げようと頑張りすぎる、典型的な“共依存”・“仕事依存”の問題を抱えており、そうした自分の苦しみを癒すために食べ物やアルコールなども乱用してきたことも分かりました。

個人カウンセリングで自分のトラウマに向き合って癒す作用を続けながら、同時に、「マインドフルネス&スキルアップグループ」に参加して、より健全で楽な生き方(スキル)を身につける実践を続けて行きました。この個人療法と、グループ療法の2つが、私の回復の最初の柱となりました。
檜原先生とのカウンセリングは、私にとって、新しい生き方を試行錯誤しながら実践していくための “安全な作戦会議の場”になっていきました。それに力をもらって、セコイアの外にも回復活動を拡げ、12ステップ・プログラムの自助グループに通ったり、マインドフルネスを実践するグループに参加したり、ヨガクラスに通い始めたりと、その時々の自分の回復にとって必要な場を選択して活用できるようになってきました。

セコイアに通い始めた3年後の今の私は、PTSDも依存症からも回復し、ヨガ教師として新たな人生を歩み始めています。人の期待に応えようと頑張ることもなく、自分を大事にしながら、本当に自分のやりたい意義あることをやって生きていこうと、より主体的で自由で安定した毎日を送っています。
私にとって、PTSDからの回復は、幼少期からのトラウマを癒し、古い機能不全な生き方(習慣)を手放し、自分を幸せにする新しい健全な生き方を身につける育て直しのプロセスでした。こうした機会を得られて、今では、病気になったことに、とても感謝しています。

今もまだ依存症やトラウマの症状に苦しんでいる方へ、どうか一人で苦しまずに、適切な人に頼ってみて下さい。私にとって、檜原先生の援助を求めたことが、新しい生き方をはじめる第一歩でした。一人一人が、本来の自分自身の輝きを取り戻し、より自分らしくイキイキとした生活を送れるようになるよう、祈っています。

【参考】セコイアに通いながら2年間で取り組んだ回復プログラム
●セコイアでの取り組み(2013年2月〜2015年5月)
  ・檜原先生によるEMDR・個人療法:〈60分〜90分〉×99回=【103時間】
  ・心理教育受講:2時間×5回=【10時間】
  ・マインドフルネス&スキルアップ、マインドフルネス&リカバリーグループ参加:2時間×42回=【84時間】

●セコイア外での取り組み(2013年11月〜2015年5月)
  ・12ステップ・プログラムの自助グループのミーティングに定期的に参加:週1回〜週5回=【228時間】
  ・スポンサーシップによる12ステップ・プログラムの実践: 2時間×週1回程度=【113時間】
  ・ティク・ナット・ハン式マインドフルネス実践のグループに参加:【82時間】
  ・マインドフルネスを実践するヨガのクラスに定期的に参加:【160時間】

平成28年2月
Hさんより

【卒業の日】

永い間、カウンセリングに通ってこられたクライアントとの最後の面接で頂いた手紙です。ご本人の了解を頂き掲載させて頂きました。本当にお疲れ様でした。

長い間お世話になり、大変ありがとうございました。 私の人生の中で、相談室は本当に貴重な存在でした。また、自分自身を変えていくためには、先生の存在が何よりの力になりました。いつもそばにいていただき、心から感謝しています。ふり返ると、重要な局面では、いつも先生が電話で対応してくださいましたね。家を出る決心をした時、父の入院を知った時、母の死を知った時、・・・・略・・・・その場で先生と話ができたことが私にとってどれほど心強かったことかわかりません。カウンセリングの中でもたくさんの勇気をもらいました。自力で自分を支えられるようになるために、とても長い時間が必要でしたが、先生の伴走があったからこそ、ここまで走り続けることができました。感謝してもしきれないくらいです。本当にありがとうございました。 今日でクライアントを卒業します。これからもセコイアが、クライアントにとっての拠り所であることを心から願っています。 

 

平成28年3月 
            Aさんより

【カウンセリングアンケート調査結果】

2014年5月~1ヶ月間に34名の皆様にアンケートのご協力を頂きました。

誠にありがとうございました。今後も皆様のお力になれるように努力して参りたいと思っております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

心理相談室セコイア 室長 檜原広大

 

 

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問10.その他、お気づきの点がありましたらどんな小さな事でも結構ですのでお書きください。

 

・カウンセリングを通して、自分の人生、生き方が変わりました。カウンセリングの力の大きさを改めて感じています。

・もう少し値段が安くなると有難いです。

・具合が悪くなったときに横になるスペースがあるとよい。 

 

 

ご協力頂き、誠にありがとうございました。

【対人援助職向けメンタルヘルス研修の感想】

◆(株)みなとみらい福祉サービス 常勤訪問介護員(50代)
 
バウンダリー・依存の問題については、職場、利用者に支援する時、私生活、全ての人間関係が発生するときに起こり得る問題であり、意識していかなければいけないことだと再確認できました。
昨年に引き続きのテーマでしたが、定期的に学習し考え直していけてとても勉強になりました。今後も、時々考える時間を頂きたいと思います。講師の方のお話はわかりやすく、参加者が主体的に関わりやすいので、とても参加しやすかったです。
 
◆更生保護施設(ステップ押上) 施設長
 
山崎様からバウンダリーについてご説明いただき、心底納得がいきました。
立場上、上司の視点でバウンダリーを理解することは私にとって必要不可欠と考えております。
組織としての方向性を明確にし、部下の一人一人の考え方をしっかりと把握し、コミュニケーションを怠らないこと。
これに尽きると考えております。
今回の山崎様の研修で、それを改めて教えていただいたと実感しております。
ともすれば、忙しさを理由に部下とのコミュニケーションが怠りがちなので肝に銘じたいと。
本当にありがとうございました。
 
◆更生保護施設 補導員
 
自分が抱えていたストレスについて理解するきっかけになりました。
ストレスマネジメントの実践によって自分を大切にすることで、入所する方に対してもより良く
接することができると感じました。
 

【マインドフルネス&リカバリーグループの感想】

 
マインドフルネス&リカバリーグループの振り返りの声をお届けいたします!  
 
1.どんなことが役立ちましたか?
 
*対人関係についての実践方法・ポイントなどが実生活においてとても参考になった。体系立てて教えて頂いたことで、とても納得がいった。毎回少しずつ個別カウンセリングの時間をとって頂き、自分の問題点等が浮びあがったり、他の方のやりとりを見て得るものが多かった。【30代 男性】
 
*自分の今の気持ち、感情を知ろうとする時間を作る中で、段々と心の状態に気付き、ストレスなどがかかっていることを自覚できるようになった。今までストレスが知らぬ間にたまって気付いたら、爆発していたが、それを事前に防げるようになってきていると思う。【20代 女性】
 
*他人の話を聞いて、対象は違っても参考になることが色々とあった。特に、すでに依存から抜け出している人を見て、私もそうなれるようにしたいと思った。【40代 女性】
 
*今の自分の体・気もち・考えを以前よりもより見られるようになり、ストレスの対処や感情を上手にコントロールする事ができるようになりました。【40代 女性】
 
*メリット・デメリットのどちらもマインドフルネスを考えて良い事と、一歩立ち止まって行動できるようになってきている。【30代 男性】
 
 
2.さらに知りたいこと・難しかったことはありますか?
 
*さらに知りたいのは、マンドフルネスの教え方の元になっていること。どのような背景から生まれてた手法であるかなど。【30代 男性】
 
*始めのうちは、心の状態に中々気付けず、考えばかりが湧き上がってきて、その考え方のくせにとらわれてマイナス思考、後ろ向きな感情ばかりでてきていた。もう少し知りたいのは、ストレスがかかったときの対処法。【20代 女性】
 
*自分を客観的に見ることが難しい。意識していないと、ネガティブな方にばかり気持ちがいってしまって、まだうまく活用できていないかなと思う。次回のクールも参加するのでこれから頑張ります。【40代 女性】
 
*にがてな対人関係を何度も欠席してしまいましたが・・・。たぶん大丈夫です。【40代 女性】
 
*2クール目から対人関係が回をおうごとに難しかった。【30代 男性】
 
 
3.その他グループへの感想・要望などありましたらご記入ください。
 
*非常に役立ちました。グループで行うと、個別カウンセリングとはまた違った経験でした。【30代 男性】
 
*マインドフルネスというものを始めて試してみて心の状態に気付きやすくなって良かった。中々依存の枠にうまく当てはまらない私の状態ではあるが、もう少しこのグループで、自分を深めていきたいと思った。【20代 女性】
 
 
*2クール出席させていただきとても役に立ったし、楽しかったです。これからもマンドフルを役立てて生きていきます。今までありがとうございました。今度また知りたい事や不安定になる時があったら、その時はまたお世話にないたいです。よろしくお願いします。【40代 女性】
 
*自分をさらけ出す事で、他の人とも共有することができて勉強になった。【30代 男性】
 
2クール、1クール終了者には修了証を授与致しました。感想やご意見を寄せて頂きありがとうございました。

【家族の問題・人間関係に悩むM男さん】


私が家族に関する幼い頃の記憶としてまず思い浮かぶのは、両親がたびたび繰り広げる激しい口論です。母は父を口汚く罵り、責め、父はそのストレスを姉に暴力というかたちでぶつけました。私は、そのような様々な「怒り」のうずまく状況をただただ恐れ、どうやったら家族が仲良くできるか、そのことばかり考えていたように記憶しています。

その後、プライドの高い両親の期待を一身に背負うようになった私は、その期待に応えることが家族関係を良好に保つ道だと強く信じ、一生懸命勉学に励みました。しかし、中学校、高校と歩みを進め、心身ともに成長していく中で、そのような親の期待を自分の目標と重ね合わせる自らの人生に強く疑問を感じ、苦しさを感じるようになりました。

ところが、家族の平和を自分が背負っているという歪んだ自負と両親との共依存関係がその苦しさから目をそらせました。その結果、両親との関係は、もはや自分への「呪縛」となって、私のそれからの人生をあらゆる面で縛るようになりました。そして、他者との人間関係においても過度に過敏になり、生き辛さや無力感を感じるようになりました。
社会人になってからも、両親との関係は一向に変わりませんでした。週末のたびに電話で連絡したり、実家まで会いに行ったり。一見すると、「仲の良い理想の親子関係」であり、私は「孝行息子」ということになるのでしょうが、私にとってその役回りは、もはや「重荷」でしかありませんでした。しかし、当時の私は、その「重荷」を下ろすと言う選択肢をとることはあり得ないと強く信じていたため、親子関係をやり直すことができずにいました。

そのような中、私は他者との人間関係でもよくつまずき、そのたびに数ヶ月間休職するということを繰り返すようになっていきました。休職中に部署を変わることで、とりあえずのリセットはできるものの、コワモテ系の上司と関わることになるたびに心身の健康を崩し、休職してしまう。同じことの繰り返しに、強く自分に失望していました。どうやったらこの悪循環を断ち切れるのか、とずっと思い悩む中、出会ったのが檜原先生でした。

 檜原先生とのカウンセリングは、まさに「目からうろこ」の連続でした。今まで長い時間思い悩み、自己分析を繰り返してきただけに、もはや自分に関する新たな気づきはないだろうと思っていたのですが、じっと私の話を聞いていた檜原先生から発せられる「一言」は、自分の全く意識していないポイントを的確に突いており、何度も驚かされたと記憶しています。
そのような気づきの過程で、私は、自分が感じている生き辛さの根源は、自分自身の弱さにあるのではなく、両親との関係にあると強く再認識するようになりました。そして、自分のために親との関係を清算し、「重荷」を下ろすべきという結論に改めて到達したのですが、その一歩を踏み出す勇気が当初全くありませんでした。そんな恐ろしいこと、できるはずないと信じていました。

しかし、檜原先生が何度も私を励まし、勇気付けてくれたおかげで、私は遂にその一歩を踏み出すことができました。両親に自分の真情を吐露し、一定の距離を置くことができたのです。両親からは今も時々非難がましいことを言われますし、そのせいで辛い思いをすることもたびたびありますが、今はその辛さよりも自分の足で人生を歩めている実感に対する喜びがはるかに大きいです。

今、自分は確かに、人生の新たなステージに入ったと思っています。今後も、私は自分自身に内在する生きづらさと日々直面し、深く悩むこともあるでしょう。それでも、今までとは違うという実感が自分の歩みをより強いものにしてくれると信じています。そして、以前、檜原先生が私におっしゃってくれた「貴方は同じところを回っているようで、実は螺旋階段のように少しずつ上に上がっているんだよ」という言葉を胸に、自分の人生を歩んでいきたいと思います。

薬中のS男

薬中のS男「俺は、薬中です!宜しくお願い致します。」と初回面接で挨拶する。

S男は、シンナーから覚せい剤、アップジョン(精神安定剤)と様々な薬物を使用していた。目はぎらつき、大言壮語でオーバーアクション。面接中もおどけたり、笑いを取ったり、落ち着かない様子でまくしたてる、時折こちらを鋭く観察しているようでもあった。シンナーをしみ込ませたティッシュをポケットに丸めて詰め込んで持ち歩いていた。そこで、母親にも同時期に平行面接を勧め、薬物依存について正しい知識と対応を学んで頂いた。家族は、これまで、良かれと思っていろいろと尻拭いや更生させようと叱咤激励してきた経緯があり、特に、母親は自責の念も強く、本人の言動に振り回されていた。家族の依存症に対する理解が進み、「このままでは回復はない」と覚悟を決められて、心を鬼にして出来る限り本人に問題を返すように対応を変えた。

その結果、来室して一ヶ月後、「軟禁された、追われている」と被害妄想が出現し、自らSOSをセラピストに出してきた。このタイミングを逃さず、専門の精神科病院を紹介して入院。入院中に主治医とケースワーカーと連携を取り、退院後は施設へ入所する道筋をたてた。三ヶ月後、退院して薬物依存の回復施設へ入所し、その後、何度かのスリップを繰り返したが、現在は、薬物依存の回復施設で重要な役割を担いながら精力的に活躍している。

買い物依存症者Y.Y氏

アルコール依存私が、檜原先生に始めてお会いしたのは入院中だった。私は、買い物依存症で、お金もなく、借金も返せないほどしているのに、毎日買わずにはいられないひどい状態だった。最後は、家にあった貴金属を売り借金の足しにしようと思い上野に行った。貴金属を売ったのに、帰りの上野駅に着いた時には、もう全てお金を使いはたしていて、何とかPASMOで帰ったその時に、苦しさが堪え難いものになり入院となった。

私は、何度目かのカウンセリングの時に先生に「まるで蟻地獄にはまった蟻のようです。泥沼から出られない状態です」と話した。先生は「私たちが、外からロープを投げます。その助けをかりて、自分で一歩一歩抜出して下さい。それが治療です。」とおっしゃったが、その時、私はロープを掴む自信もなかった。

退院して私を待っていたのは、自己破産に向けての弁護士との面接だった。苦しかった。そんな中でも、カウンセリングは続けた。知らないうちにロープを掴んでいたのだろうか。様々なプログラムを受けて依存症の勉強もした。自分がACである事も自覚した。夫のDVの問題もはっきりしていった。依存症本人のグループカウンセリングにも参加した。でも、自己破産の苦しさから死を考えることも度々あった。

グループカウンセリングに参加してみて、私は、もっともっと私の問題と同じ問題を持った人達と出会いたいと思い、ネットで自助会を探し、すぐD.Aに繋がることが出来た。D.Aのミーティングに出てみると、私と同じ病気の仲間と巡り会うことが出来たのである.私は、カウンセリングとミーティングという2本のロープを手に入れたのだ。仲間の応援がなければ自己破産はとてもきついものになっていただろう。

買い物依存症は治らない病気だが、回復はある.私は、ミーテイングの中で、先行く仲間の回復していく姿をまのあたりにした。「私も回復したい」そう願った。私は今年の5月にスポンサーを得ることが出来、今、12のステップをふんでいる。そして、ステップ4で、今までの自分の棚卸しをし、自分の欠点を知った。今は、ステップ9で私が傷つけた全ての人達に埋め合わせをし始めたところだ。

今の私の心は死を考えることもなく、平安で穏やかだ。無駄な買い物のスリップは、その5月から止っている。「来年の5月になったらバースデーをしよう」と仲間が言ってくれる。まだ、8ヶ月もあるが「今日一日」買わない生活を続けていくだけだ。「今日一日」(Y.Y)

買い物依存のH子

薬中のS男「買い物がとまらない。何かいい方法があるのなら教えて欲しい。自己破産することになったがどうすればよいか?」と来室。夜間、インターネットを観ていて、買いたい衝動に駆られてワンクリックしてしまう。後日、配達されても記憶にない物まで届いてきて自分でもビックリする。ショップに行けば、店員に色々勧められて断れない、お金がないと取り置きを頼んでしまう。

病弱な子供の子育て、母親との葛藤、夫から受ける言葉の暴力等々、そんな毎日の生活の中を一所懸命耐えていたが、子育てが一段落して、転居も重なり、ふと孤独で寂しいと感じたH子は、自分に関心や注目を向けてくれるやさしい店員やネットの向こうにいる購買を喜んでくれる人、購入するまでのワクワク感と興奮、気がついてみたら買い物の魔力にはまり、1500万円の借金と洋服と靴、バッグ等の山に埋もれていた。

 

H子の強迫傾向は、幼少期からあり、コントロールできない辛さをずっと一人で抱えていた。来室時は、人ごと、他人任せ、受動的で自己肯定感がほとんどない状態であった。六ヶ月後、「買い物依存が病気であること」「自分一人ではないこと」「ほどほどに自分を好きになってよいこと」「自分では、コンントールできないことがあること」など自分と向き合い、新たな人生を探し始めた。「どこまでが病気じゃない買い物か?」が今の課題です。その答えは・・・・

 

家族の問題に悩むM.Yさん

アルコール依存今から十数年前、私は底なし沼に身体半分がはまり込み、身動きできない状態でした。問題行動を起こす長女を何とかしようとし、出来ないと夫から怒鳴られ、怒鳴られないためにさらに長女に圧力をかける、そんなことの繰り返しが何年も続いていたのです。外では普通に仕事をし、よき母、妻を演じていても、家庭内はまさに戦闘状態でした。そんな日々への忍耐と苦痛に耐え切れなくなった時、公的機関から紹介された民間の相談室で、檜原先生のカウンセリングを受けることになりました。

毎回、堂々巡りになる私の話に、先生は根気よく耳を傾けてくださいました。初めの頃は、先生から、私がどうしたいのかを聞かれても、「自分がどうしたいのか」、という答えより「家族をどうにかしたい」という願望が優先され、自分の本当の感情や欲求に焦点を当てることができませんでした。それどころが、自分がしたいことなど考えたこともなく、問いかけの意味さえ分からない有様でした。先生が指示を出してくれればもっと楽になるのにと何度思ったことか。

カウンセリングが進むにつれ、問題の焦点は長女や夫のことだけではなく、自分自身に向かい始めました。それはとてもつらい過程でした。私が物心ついた時から感じていた私自身の生きづらさ、心の奥底に抱える寂しさ、自分や原家族に対する極度の羞恥心や恨みの感情などと真っ向から対峙することになったからです。トラウマによる自分自身の問題に気づいた時から、本当の私のカウンセリングが始まった気がします。

私は心から自分が変わりたいと思いました。カウンセリングを通して自覚した共依存やACから回復したいと願うようになりました。ようやく「私がどうしたいのか」を意識できるようになったのでした。始めは「若くもないし、何十年も自分の信念で生きてきた私の回復などあるのだろうか」と、先が見えない不安から絶望感にとらわれることもありました。その度に「願っていれば必ずかなうから」「回復は一人だけでするんじゃないのだから」と励ましてくださった先生の言葉にどれほど救われたか分かりません。

現在、私は怒号が渦巻いていた家を出て、一人で静かに暮らしています。人間が生きるためには、安全で安心できる環境が最も大切なことを実感しています。そのような環境を相談室で体験したからこそ、自らの選択でこの穏やかな暮らしを得ることが出来たのだと思っています。私の未来は自分で選択できること、選択したことは私が責任を持つことを先生とのカウンセリングで気づくことができました。

今では、生きづらさの原因の一つであった人との距離が適度に取れるようになり、人の目が怖くて自分を強固な鎧で固めることが少なくなりました。もっと早く、こんなに楽な生き方が出来ることを知っていれば私の人生は随分変わっただろうと思うこともありますが、過去があって自分が変われることを知り、今の私がいることを認めることが大事だと感じています。かけがえのない子供たちの存在にも感謝出来るようになりました。

支えてくれる人がいるからこそ10年の年月をかけて自分を変えることが出来ました。変化することを怖れず、これからも変わっていくだろう自分自身を信じて、後半の人生を歩いていこうと思います。

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